昨日、日本測量年金会館で行われた電子基準点を利用したリアルタイム測位推進協議会の総会・講演会に出席してきました。



講演会はふたつ。

「ネットワーク型RTK法による単点観測方法について」
「複数GNSS対応精密軌道クロック推定ソフトウエア(MADOCA)の研究開発について」

どちらも、とても興味深い内容でした。





■「ネットワーク型RTK法による単点観測方法について」

大きなポイントは、平成28年4月に地籍調査作業規定準則等の一部を改正して、ネットワーク型RTK法による単点観測方法を利用できるようにしたこと。

ちょっと気になったのが、ネットワーク型RTK法による単点観測方法を導入する理由が、TSと比較しての経費削減(最大約4割、安い積算になる)となっていたところ。本当に4割引の積算で大丈夫なのだろうか。


あと、「ネットワーク型RTKによる単点観測方法」は高精度と言うのが前提だけど、それは、GPS衛星のみ場合が基本。マルチGNSS化においての高精度の話は、まだ、さまざまな課題があり、現状だと時期尚早なんじゃないかな。



■「複数GNSS対応精密軌道クロック推定ソフトウエア(MADOCA)の研究開発について」

MADOCA-PPP(MADDCAを用いて生成した精密軌道・クロック情報を用いた単独搬送波位相測位方式の話。

簡単に言えば、ネットワーク型RTK(単点観測方法)よりも新しい単点観測法のしくみ。アジア地域への展開をにらんで、準天頂衛星(QZSS)の打ち上げとともに開発を着手。

準天頂衛星(QZSS)は、大きな予算を使う国家プロジェクトです。次世代の衛星測位方式は、それほど遠くない時期に、ネットワーク型RTK(単点観測方法)から、PPP方式に変わるかもしれません。



他にも、ここでは書けない、いろんな話を聞くことができました。
あとは、直接、お客様にフィードバックします。



メルマガ購読・解除 ID: 1641391
活断層が動いたことに気がつくメールマガジン!
   
バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ